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たかもりどんのすぎ
南外輪山の中腹、九州自然歩道沿いの牧野の中にあるトトロのような形のこんもりとした森、それが『高森殿の杉』です。その正体は、幹回りが10mを超える2本の巨大な大杉。ここは、天正14年、高森伊予守惟直(たかもりいよのかみこれなお)主従二人が自決した地であり、幹から幾つも枝分かれした異形からも神聖な雰囲気が漂います。樹齢400年前後の高森殿の杉は、高森町の天然記念物に指定されており、保護管理が必要な“町の宝”となっております。