うしがみしゃ
草部地区にある『牛神社(うしがみしゃ)』は、草部神話にて重要な役割を担っています。
本社の御祭神・牛頭(ごず)天皇は、草部の現在の農業を開始振興した根源の神様で、顔が牛のようであったと言われています。
伝承によれば、草部の地を訪れた日子八井命(ヒコヤイノミコト)の前に現れ、五穀の種を与え、その栽培方法を伝授したとされています。
牛神家は、時代の推移とともに草部吉見神社系に統合されていき、ついには阿蘇神系の系図にまで登載されるようになりました。今では吉見神社の摂社となっています。
※摂社とは、本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祀った社のこと。