穿戸羅漢山
うげどらかんさん
『穿戸羅漢山(うげどらかんさん)』は、高森中央小学校の南側に位置する「別所の堤」横の登山道から登った先にあります。
16体の羅漢像を中心に、阿弥陀如来坐像、観音菩薩坐像が安置されている風穴は 風化作用によって出来たとされており、「阿蘇大明神 弓を放たれ、鬼八法師(きはちほうし)がその矢を足蹴にした為、健磐龍命(タケイワタツノミコト)に追われた鬼八法師が鬼八岩(きはちいわ)を蹴やぶり逃げた」という阿蘇神話が残ります。
これらの石像は、宝永4年(1707年)、武田吉右衛門尉永勝が寄進し、佐賀産の石でつくられ運ばれたものと言われています。
羅漢山までは遊歩道が整備され、860m(徒歩 約20分)で到着しますが、途中 勾配がきつい場所が2箇所ほどありますので、歩きやすい服・靴でのご訪問をおすすめします。
- 所在地
- 熊本県阿蘇郡高森町高森
- 駐車場
- あり(乗合タクシー「別所」周辺)